masasis-proseのブログ

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福岡遠征記1  始動編

『内野自由席まだ空いとう?』

聞き慣れない博多弁にびっくりし少し間が空いて対応した約10年前。博多からわざわざ所沢に開幕の試合に来るなんて世の中には酔狂な人もいるものだなぁ…そう思っていた大学生の頃。その10数年後にまさか自分がその逆をやることになるとはね。

 

3月29日。プロ野球が好きなら誰もが待ち望む開幕の日。すっかり現地からは足が遠退いていたが今回お菓子しているライオンズの試合を現地まで久しぶりに行くことを決意していた。

 

8:05発の飛行機だから品川に余裕もって到着するには最寄り駅を5:30に出る。中断していた作業を時を経て再開するそんな感覚。最寄り駅から乗り込んだ急行には荷物を見ただけで空港に行くというのが分かる人達。世間は春休みである。通勤ラッシュの時間は避けたかったので少し朝早くに羽田を経つ。天気はくもり。大気の状態はどうも不安定なようだ。向かい風の影響を受け普段より揺れが多かったためか定刻より5分程度の遅れで到着。福岡の街を一言で言うならコンパクトにまとまっている街だと思う。少なくとも5分で空港から都市部に行ける街を福岡以外に知らない。5分の遅れなど簡単に取り返せてしまいそうだ。

そして5年ぶりの福岡。旅の予習、復習というのは大事なもので、実はずっと以前に行ってきた遠征の旅の過程はブログに全て記録として残してある。その記録は今回の旅の手引きとして大変重宝した。やはりこの記録はやめるわけにはいかない。…というわけで再び記録していくことにした。では始めますか。

 

まずは最初の目的地。博多阪急の地下街へ。 


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薩摩蒸気屋の『焼きドーナツ🍩』

以前に福岡に住んでいる友人が自分への誕生日プレゼントとして贈ってくれたんだけど分量が少し多かったので職場の人たちにお裾分けしたところ、そのうちの1人が『あまりにおいしかったので残り全部1人占めしてやろうかとと思った』と声をかけてくれたことがあって興味が湧いて調べたんだ。分店もいくつかあるようだが博多からなら阪急の地下街が一番足を運びやすい。さらに調べていくとこのお店『かすたどん』というお菓子も有名らしい。

 

普段行かない地下街はなかなかに広く少し時間はかかったがお目当ての2つの商品は購入できた。まずは焼きドーナツ…意味もなくミステリー味っ子調で書くとこのどっしりとしていながらもスッキリした仕上がりであり、なおかつあっさりとしていてドーナツ特有のこってりさを感じないまったりした味に仕上がっている(表現の仕方が雑とも言う)。

 

もう1つのかすたどんはこれは仙台銘菓で有名な『萩の月』の福岡バージョンといった感じ。中にカスタードがこれでもかってくらいぎっしり詰まっていてお店を代表するスラッガーという感じ。冷蔵庫で冷やして食べたら格段に破壊力を増す。

 

ここで今回の旅の相棒を紹介しよう。

 

旅のお供に連れていく通称『らいにょん』先生。中学の時昔読んだ英語の教科書に病気でなくなってしまった父には対して海外旅行に行きたかった父の代わりにテディベアを世界中の色んな場所に連れていってほしい(今のサンシャイン・Program12)という内容に感銘を受けその真似をこれでやっている。球場に足を運んで沢山のライオンズファンと知り合いになったけれども何人か一緒に応援することがかなわなくなってしまった方もいる。ならせめてそういった人たちに自分の兄も含め今のライオンズの姿を見せてあげたい。そういう思いを込めて遠征には連れていっている。普段は寡黙だが遠征に行くと途端に饒舌になるのが特徴。そのうち話しかけてくるので今は放っておこう。さて、そろそろ次の目的地へ向かうか。(続く)