masasis-proseのブログ

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仙台遠征記7 激闘の仙台

『人間が作ったもので一番素晴らしいのはミュージックで、もっとも醜いのは、渋滞だ。【伊坂幸太郎・死神の制度】』

 

…どうやら完全にはまってしまったようだ。何にか?って、そう最も醜いとされる渋滞に、12時丁度にバスが出発できたものの、まさかここまで道が混むとは想定していなかった。時折、Twitterから現地の状況が入ってくるのだが、どうやら結構な雨らしい。

うーむ、どうしたものからいにょん先生君ならどうする?

え?グーグル先生にお願いしてみるって。まあ、何もしないよりましか、どのみち渋滞で特にやるようなこともないしね。

 

…球場に着いたのは、3回ぐらいだったかな。この日の試合は、森のホームランで先制するも、先発の榎田が安定せず、楽天にリードを許す展開に…昨日も思ったんだけど、だいたい楽天との試合はパターンがほぼ決まっていて、勝つなら序盤から大量リードを奪うパターンなんだけど、これができないと苦しい。中盤膠着するも、負ける場合はだいたい浅村に決勝打を打たれることが多い。この日の試合もそんな感じだった。

 

では、負け試合だけどこの日の試合をプレイバックパート2

・石橋を叩いて渡れなかった

・執念のセーフティバント

・自信を持ってファウル!

・一番気合を入れなきゃいけないのは秋山

 

…この日の試合、後の試合の布石となったポイントが2つ。1つ目は森のセーフティーバント。前日から波に乗りきれないチームを何とかしようと、サインではなく、あれは自分で意図してやったのだと思う。森をよく知る人なら、あの森がセーフティーバント!?って驚くことかもしれないけど、正直に言ってしまえば、それは森に求められる仕事じゃない。

 

それ以前に秋山なり、源田なりがそれはお前の仕事じゃない!と言ってやるべきだろう。かつて山川が自分のバッティングが出来ず無理に右に打とうとして凡退した。翌日それを見かねた渡辺直人がそれはお前の仕事じゃないと!翌日から山川は、一軍でホームランを量産した。あれが転機だったんだと思う。

 

森の仕事は得点するために、ランナーを返すことであり、ランナーとして出ることじゃない。セーフティーバントのような小技なんてはなから期待していないのだ。まあ、それ以前に1、2番が塁に出なければどうしようもないから…ということだったんだろう。

 

『野村監督の選手操縦法はとても独特でした。実は、選手と直接話をする機会はあまりないのですが、報道陣を常に側に置き、選手についてさまざまな話をします。その話がマスコミの記事やニュースを通して選手に伝わるように仕向けるのです。選手は、監督から直接褒められるよりも、「野村監督がこう褒めていた」と間接的に記事で目にするほうがより真実味もあってうれしいでしょう。』『観察する指揮官』より引用

 

もう1つの布石が辻監督のコメント…上に書いてことをうまく応用したんだろう。さりげなく応援団のリードが使う※『気合を入れろ!』コールについて言及されていて、マスコミの使い方が上手いなあと思った。そりゃ、ファンの声援が届いているというのをこういう形で知れたらうれしいわな。土曜日・日曜日の試合を観戦した西武ファンは、その違いを実感しただろう。まあ、また後の記事で書くと思うけど。

 

※主に大量にリードされているときなどに、チームに喝を入れるときに使われることが多い。なおふがいないプレーや試合をしているときにこのコールは使われるので、秋山はこのコールが大嫌いと口にしている。でも一番気合を入れなきゃいけないのは秋山なんだよね。

 

『苦しいこともあるだろう。云い難いこともあるだろう。不満なこともあるだろう。腹の立つこともあるだろう。泣きがたいこともあるだろう。…これらをじっと堪えてゆくのが男の修行である』【山本五十六・男の修行】

 

…そういえば、今年はこれでビジター観戦5連敗だわ。もっともホームゲーム観戦でも、同じ位負けた気がする。胴上げが見れる可能性も今日の試合で敗戦したことで潰えてしまった。仕方ないので、気分を切替て、美味しいものを食べにいこう。

…いったん宮城野原から仙台に戻る。

 

駅からさほど遠くない場所にある通称『人をダメにしそうな自販機』…100円で試飲できる。全部飲みたいところだけど、そこまで酒に強くないので断念した。

 

 

専用のカップを投入して100円入れると、容量に合わせてお酒が注がれる感じ。梅酒だけ飲みました。すっきりして飲みやすかった。次の機会があれば、またチャレンジしてみたいと思います。

 

その後は、クリスロード商店街へ…仙台の繁華街はずっとこんな感じの商店街が軒を連ねていて、所沢のプロぺ通りがいかにちゃちかよく分かる。試合を観るときは、最後のほうには晴れていただけど、天気は相変わらずグタグタだった。こういうとき屋根があるのは助かる。

その後は※仙台史郎ゆかりのお寺三瀧山不動院にお参りする。前述したクリスロード商店街に入っているといってほぼ差支えない。以前にも訪れたことがあるのだけれど、今回また再訪しようと決めていた。前日は時間がなかったから、何とか時間がとれてよかった。

※仙台史郎…多分知らない人が多いだろうから補足しておくと、簡単に言ってしまえば人神として崇められた商売の神様。江戸から明治にかけ、彼が訪れた店は必ず繁盛したという云われがあり、依頼仙台では福の神の愛されキャラとして信仰されている。ここで売っている手ぬぐいが欲しかったので無事に購入。

 

…結構いいこと書いてあるよなあと思う。とりあえず、自分へのお土産はこれで購入できた。そろそろ、良い時間になってきたのでお店に向かうとするかな(続く)。