masasis-proseのブログ

趣味について書いていくブログです。

仙台遠征記8 開拓の仙台

  『ロマンはどこだ』【伊坂幸太郎・『陽気なギャングが地球を回す』】

 

…予約していたお店は、先日訪れた一隆からそう遠く離れていない。…というか、ほぼ完全に目と鼻の先じゃんか。少し迷うかなと思ってうろうろしたが、別にそこまで難しいルートじゃなかった。19時に予約していたので、予約の10分前には到着。

 

…今回の遠征をやるにあたって、いろいろ調べて見つけてきたのは地雷也さんというお店。お店の中から、どことなく山賊っぽさが漂う、山賊料理を売りとするお店である。あまりよくは知らなかったけれども、どうやら地元の人の評価も大変高いようである。

 

地下の階段を下りていくと、賑わっている店内。祝日ということもあり、本当にギュウギュウ詰めという感じで繁盛しているようだ。予約しておいてよかったと胸を撫でおろして、コースのメニューを注文する。ところで、料理の美味しさを表現するのは難しい。ちなみにTwitterでは、1-9打線を形成したので、改めて今度はポジションも併せて紹介していこうと思う。

実録:仙台の地雷也さんのコース料理で打線組んでみた。

1 (中)お通し

2 (遊)モズク酢

3 (二)刺身の盛り合わせ

4 (一)笹カマ

5 (指)キンキの炭火焼

6 (左)カキフライ

7 (右)牛タン

8 (捕)トロロとマグロの刺身

9 (三)焼きおにぎり

P (投)生ビール

見事なラインアップである。どちらかといえば、笹カマ選手は、本塁打を求めず、4番目の打者という感じであるが、それ以降のキンキ選手・カキフライ選手・牛タン選手のこの3人で、早々にチーム累計本塁打は100本超えそうである(意訳・この辺りは想像力でお楽しみください)。なお、終盤はキンキのアラ汁選手が代打で活躍。打線も先発全員安打の完勝であった。先発の生ビール選手もあわや完投というところで、芋焼酎選手へスイッチ。盤石な投手リレーであった。

 

…ひっきりなしに店内へ、アポなしで来るお客がたくさんにたのだけれども、なくなくお断りしているという光景を何度も目の当たりにした。都内とかだと、普通こういうお店っていれる時間を制限するところのほうが、圧倒的に多いのだけれども、このお店はそうではない。この辺りが東北のお店の優しいところだろうなあ。せっかくお店に来たのだから、ゆっくりしていってよと言わんばかりに、コース料理が出し尽くされても、せかす様子は全く見られなかった。ついつい、余計に何か注文したい衝動に駆られたけれども、一通りまったりした後にお店へ出た。

…さて、満足したので、後は部屋へ帰って就寝

 

するか!仙台の夜はまだまだ終わらない。その後、国分町の方から仙台方面へと歩いて戻る。雨は、多少パラついているものの、傘が必要となるほどでもない。

ちょっと異色な感じがするその名もあおば餃子。なおしょっぱいラーメンとセットなのはお約束である。仙台市内で生産された(仙台雪菜)を皮に練りこんだ餃子だそう。野菜たっぷりの餡ともちもちの触感の皮がいい秘伝のタレともマッチして実においしゅうございました。

と、すっかり満腹になったところで、今度こそ仙台のホテルの自室に戻る。最終日の明日は勝てるといいなあ。やることをやって寝てしまおう。

『消灯ですよー』【伊坂幸太郎『魔王』】(続く)